「倉庫騎兵ボトムズ」神聖フィアナ連邦帝国
ドール写真館

「行きましょう。」
そう言うと天使は兵士の手を取り、彼の瞳を見つめる。
「行きましょう、ここは寒過ぎる。」
天使の差し出すその手は柔らかく、
温かかった。
そして・・・。
何と言えばいいのだろうか?
彼はその感触に、たまらなく喜びを感じていたのだ。
「行けるのか、俺でも?」
ほとんど声にならない声。
だが、彼女は笑顔で答えるのだった。
「・・・行きましょう、何処へでも。」
溶けてしまいそうな甘い声で天使は囁く。
「あなたの行きたい所に・・・。」

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