PSとジジリウム |
OP、バトリング場でニーヴァがレンズ越しにキリコを捕らえるシーン、すごく格好よかったです。 「おおっ!デンジャーメロン、って何か名前格好いいぞ!」 でもその後 「何だこれ、違くない?」 って色々思ってきましたよ。 その後20年弱経ちました。 日々妄想していくうちに、やっぱり違うって思う点が増えてきました。 さあ、語ってみますね。 かなり内容が偏っているので気をつけて下さいね。 ○ジジリウム アジトのシーンです。 愉快な仲間がいますが、そのにお二人も。 ジジリウムを浴びているフィアナとそれを見守るキリコさんです。 へらず口のついでにジジリウムを「金食い虫」と言ってしまうバニラをココナが突っつく。 ちょっとこれもありえないんですが(バニラは口は悪いけどそんな人じゃないでしょ)、でも待って。 ジジリウムを広間で浴びるフィアナって図式、どうさ。 高価で手に入りにくくて、第一ヤバイ事しないと定期的に手に入れる事なんて出来ないブツ、それを仲間に頼って手に入れて貰っているという点で、彼女にはとても強い罪悪感があると思うのです。 ・・・・・・・・・・・・・・・・kiritorisen・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (こっから妄想) 「いつも、ごめんなさい。」 わたしの中ではそう言う彼女に「気にスンナよ、仲間じゃないかぁ〜。」って言ってるバニラ+ココナがいるのです。 本当はしんどくても彼らの為に、誰かの役に立っているという喜びの為に頑張っていると思うのです。 口は悪くても人一倍人情に厚い、それがバニラじゃないかー。 なんでー。 さらに妄想ではジジリウムが集らないと悩む仲間と、何も出来ない自分の歯がゆさにとても悩んだりしています。 それくらいデリケートで深刻な問題だと思うんですなぁ。 (妄想終わり) ・・・・・・・・・・・・・・・・kiritorisen・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 彼女が組織を離れてからジジリウムを浴びているシーンってクメン脱出とサンサ補給基地だけなんですが、このジジリウムは液体なんでしょうか、見た目どこで区別するか分からないですね。 ここでジジリウムを浴びている訳ですが、大きな部屋の真ん中、恐らく人が集る場所です。 ちょっと待った。 彼女がジジリウムを浴びている時というのは「普通の人間でないことをイヤでも知らされる時」だと思うのですが、違うかなぁ。 だから「人に見られたくない」。 普通の人間に見える彼女が「PS」であると感じる時はジジリウムに関する時でしょう。 高価な物質を集めて貰っている罪悪感、それをあっという間に使い果たして、さらに自分が普通の人間でないことの恐ろしい事実を突きつけられる時です。 普通の神経なら人に見られたくはないでしょう。 わたし的には自分の恋人にすら見てほしくないのではないかと。 ・・・・・・・・・・・・・・・・kiritorisen・・・・・・・・・・・・・・・・・・ (妄想開始) ジジリウム照射時間を終えた彼女はカプセルから起き上がる、でもいつまでもうつむいたままで動かない。 『浴びる前は動かなかった体が、今はこんなに力がみなぎっているではないか! 恐ろしい事だが、こんな鉱物が自分には必要なのだ。 こんなバカげた価値のある鉱物によって、自分は生かされているのだ。 バカげている・・・。』 いつもこうだ。体は軽くなったが、心が重い。 時間を過ぎても部屋から出てこない自分を彼は心配するだろうが、それでもこんな顔で出て行くよりはマシだ。 『死に物狂いで鉱物を集めてくれた彼らの前に出てる顔にならなくては・・・。早く。』 (妄想終わり) ・・・・・・・・・・・・・・・・kiritorisen・・・・・・・・・・・・・・・・・・ そーれーをー、だだっ広い部屋で服を脱いでだ、浴びているというのは認められなかった。 防犯上も、あんな場所に出してたら危ないでしょー。 あんなすぐ入れるトコに置いておいたら怪しまれるし、だから連れていかれちゃったんでしょー。 さらにだー、カレだ。 情報が喉から手が出るくらい欲しいのは分かる。 だけどねー、カプセル入っている彼女をほうって出て行くってのはあんまりだ。 防犯的に上も気持ち的にもそれはいけません。 とゆーか、確かに勝手なところはあるが、彼はそんな男ではないはず。 えーい、脚本はどうなっているんだっ。 |